人生の悩みに関して、どれだけの情報を手にしても解決に至らない理由。
それは、私たちが単にその情報の良い結果のみを鵜呑みにし、執着しているからではないでしょうか。
発信者の正解が溢れる世界
確かに、世の中にはマニュアル通りに上手く事を運べるものもありますが、人生の悩みは人それぞれであり、アプローチ方法も異なります。
世の中に溢れている情報は『発信者にとっての正解』だということを理解しておく必要があるのでしょう。
たとえばこのブログの『占星術で自己探求をすれば、自分らしい人生の創造が可能である』というのも『このホロスコープの解釈はこうである』というのも、私にとっての正解を発しているまでです。
執着の手放しと自分なりのアプローチ
もし、問題解決を目的として情報を集めているならば、得られる結果に執着しないことだと私は考えます。
矛盾しているようですが、発信者の性質や置かれた背景などの条件は、自分のそれとは違いますから、情報通りの良い結果を得られないのも仕方ないのです。
そこに執着してしまうと、悩みを余計に増やすことになるでしょう。
ですから、得られる結果に執着することなく情報を解釈し直す作業と、自分なりのアプローチが必要なのだと思います。
そもそも、情報は取り込んだ時点で既に自分の解釈に置き換えられています。自分というフィルターを通した世界に存在する悩みは、自分なりのアプローチで解決するほかありません。
『あの情報はウソだった!』という責任転嫁が起こる背景には、自分で考えることを放棄することにあります。
自分の人生の解釈
人は、自分の解釈によって人生を創造しています。たとえ他者からどう解釈されようとも、それは揺るぎません。
人から羨まれていても、自分がそう感じられなければ意味がないのです。
にも関わらず、人生に対する意図を他者に委ね(周囲の価値観に流される)、言われたままに行動し『何だかおかしい。こんなハズではなかった!』という悩みを生み出しています。
ですが、
人生を創造するのも人生の解釈を変えるのも自分自身なのです。
コメント