占星術では、自分のバースチャートに印された水星の配置から、知性とコミュニケーションについて知ることができます。
前回までの太陽(人生のテーマや目的)や月(無意識の癖や心)と連動することを考慮しながら言語化すると、面白い発見があるかもしれません。
自分の水星星座について知る
インターネットや書籍を利用し、自分の水星星座に関連する事象や、水星と角度を作っている天体についても探求してみましょう。
〇〇座っぽい知性とコミュニケーション
私の水星星座は牡羊座で、男性的な積極性と、素早さ、直感力を持ち合わせています。ですから、知性やコミュニケーションが牡羊座っぽいと考えられます。
牡羊座は自分で何でもやってみたい星です。
実際、頭の中では常にあれこれと思考が働き、思いつきで行動することがあります。
コミュニケーションの特徴は、ストレートな発言と、早口になることでしょうか。
水星が、冥王星と矛盾や葛藤を生む角度でつながっているため、勘が冴えることもあれば、疑い深くなることもあります。
海王星とは発展の角度でつながっているため、インスピレーションをキャッチしやすいように思います。
月とは誤差が若干ありますが、海王星と同じく発展の角度でつながっているため、自分の思いを言葉にしやすい面があります。
これは余談ですが、蟹座に水星を持つ私の家族は、感情に紐づく記憶力が強く、過去の出来事を『あれは◯歳の時』『令和◯年の時』と話すことが多々あります。
人生のテーマと心とのつながり
私の人生のテーマを表す太陽星座は牡牛座で、無意識の心を表す月星座は射手座ですが、そこに知性の水星牡羊座が加わると、どうなるのでしょうか。
- 太陽牡牛座➡受け身で現実的な価値観がテーマ(安心と豊かさ、好きなもの命!)
- 月射手座➡精神的成長と未知の世界を無意識に望む(より良いものを探求!)
- 水星牡羊座➡直感で素早く飛びつく(体験こそがすべて!)
『自分にとっての安心と豊かさのために、常により良いものを探求したいと望み、直感を働かせながらチャレンジする』3つの天体は、このように作用していると感じています。
私の水星は『安心と豊かさ』についての情報を集め、現実化の手助けをしているのです。
後先を考えずに行動する牡羊座的な知性は、ネガティブに映るかもしれませんが、太陽の牡牛座的な継続力が働くため、失敗を繰り返しながらもスキルを身につけることができます。
例えば、私がよくやる『説明書を見ず、使いながら覚える』というのは、周囲からすれば時間の無駄でしょう。それでも私にとっては、その体験こそが必要なのです。
付け足すならば、『説明書を見ない』というあたりに、月の射手座的な大雑把さも加わっています(笑)。
水星星座について言語化しよう
あなたの知性とコミュニケーションを表す星座は、何座でしょうか?
実際に、その星座のような特徴があると感じるでしょうか。
太陽や月星座も合わせて言語化し、紙に書き出してみましょう。
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