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心のよりどころを確保する【4ハウス編】

私たちには、安心して素の自分に戻れる場所が必要です。

たとえそれが、物質的な家などではなくても、『コト・モノ』などのよりどころ的な存在があることが、心身の安定につながります。

今回は、バースチャートの4ハウスに着目してみましょう。

4ハウスの示すもの

学びに関する3ハウスは、身近な関係性とのコミュニケーションによって自分を表現し、互いの違いを知って好奇心のままに情報収集をする場であり、良くも悪くもあらゆる刺激を受ける場です。

3ハウスは、一般常識や初等教育などを学ぶ学校も象徴しますが、そこから帰って1日を振り返ったりリラックスする場が、今回注目する4ハウスです。

ナチュラルハウスでは、4ハウスを蟹座が管轄し、

  • 自分のルーツ
  • 家庭や家族
  • プライベートな空間
  • 帰属性

などを示しています。

  • 4ハウスの天体
  • 4ハウスの天体とアスペクトする天体
  • 天体が無い場合は4ハウスのハウスカスプのルーラーがどこにあるかを探す
  • 狭在星座や広域星座があるか など

占星術の理解度に応じて、深く探求してみるといいでしょう。

占星術による自己理解
占星術による自己理解のメリットは、自分自身の個性を知り、その手段や、どのような場面で活かされやすいのかを知ることができる点です。また、私たちが自分の星座だと認識しているのは太陽星座のみですが、水星・金星・月・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星にも星座が割り当てられています。それらの情報から、より深みのある自分の性質を読み解くことができるのもメリットだと言えるでしょう。

例:私の4ハウス金星 / 4ハウスの広域星座

私の金星は牡牛座で、3ハウスの終わりに位置するため、5度前ルールを採用すると4ハウスにも関係しています。

家は私にとって安心と豊かさの場であり、家族と楽しんだり、創造する場でもあります。

チャート上では4ハウスのサインは双子座で、そのサインの中にすっぽり4ハウスが入り込んでいるため(広域星座)、かなり強調されています。

確かに、子供時代も結婚後も、もの凄く双子座感が溢れる賑やかな家庭だと感じていますし、母方の実家に帰省した時は、大勢の大人たちが大笑いをしながら会話を楽しむ輪に入っていたことも、懐かしい思い出です。

  • 絵を描く
  • 楽器を弾く
  • ハンドメイドを楽しむ
  • 部屋の模様替えをする
  • 漫画を読む

など、私は家で過ごすことが大好きな、かなりのインドア派です。

安心と豊かさ、創造とコミュニケーション。

たとえ家という場所ではなくても、私にとっての心のよりどころは、これらの要素の中に存在します。

占星術で自分の心の癖を知る
占星術では、自分のバースチャートに印された月の配置から、心の癖を知ることができます。この『癖』が、無意識のうちに自分の思考や行動、好みや感情、人間関係に影響を与えているならば、言語化しない手はありません。

4ハウスについて探求しよう

バースチャートの4ハウスについて、探求してみましょう。

4ハウスのサインや天体のキーワードから受け取る感覚を、自分自身のこれまでの経験と紐付けながら探るのがコツです。

自ら安心を生み出すことができれば、場所にこだわる必要はありません。

 

 

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