自分が今いる場所、やっていることに、違和感を抱くことはありますか?
自分らしく生きている実感が、あまりないと感じていますか?
これまでにどのような過去を歩んできたとしても、私たちは未来を選択することができます。
そして、望む生き方をするには、自己理解を深めながら内面を整え、能力を磨くことが必要です。
自分を咲かせるために
想像してみて下さい。
もし私たち一人ひとりを花に例えるならば、どのような土壌に根を下ろし、どのような栄養を取り込み、どのような環境で、どのような花を咲かせるのでしょうか。
ここで言う土壌とは『人生のテーマ』、栄養とは『知識や感性』、環境とは『価値観』、花とは『自分の個性』です。
風に飛ばされた先で、順応して生きるのもいいでしょう。
でも、そこで生きる喜びを感じられないなら、希望する場所へ移動し、栄養と環境を選択して、どのタイミングで咲いてもいいのです。
それが、人間であることのメリットなのです。
人生のテーマを理解する
自分の人生に一貫したテーマがあるとしたら、何だと思いますか?
なぜだかわからないけど、これだけは譲れないと強く感じるものはないでしょうか。
- チャレンジ(切り開く・自分を押し出す)
- 安心(満たす・継続する・所有する)
- 情報収集(理解し伝える・好奇心)
- 共鳴(守る・育てる・仲間意識)
- 自己表現(魅せる・創造する)
- 分析(観察する・貢献する・緻密・整える)
- 判断(バランスをとる・洗練する・調和)
- 洞察(のめり込む・変容する・徹底的・秘密)
- 向上(視野を広げる・理想を追い求める・精神的成長)
- 達成(成熟する・指導する・成果を上げる)
- 尊重(枠を越える・先を見通す・自由)
- 融合(信じる・愛する・癒す・まるごと受け入れる)
決して思考で判断しないで、自分の根っこの部分にある感覚を大切にしてください。
人生のテーマに気付くために、これまで経験してきたことを紙に書き出してみるといいでしょう。
それらの共通点は、どんなことでしょうか。
「心の声」に耳を傾ける
これを読んだあなたは、きっと自分の人生について深く考え始めるでしょう。そして、以下のようなことを感じるかもしれません。
- 自分の人生にテーマなんてあるのだろうか?
- 過去の経験と今の自分がどう繋がっているのか知りたい。
- もっと自分らしく生きたいけど、どうすればいいのか分からない。
【例】あなたの心を深掘りする質問
自己理解を深めるために、以下のような質問を投げかけてみましょう。
- 「安心」というテーマを選んだ理由はなんですか? 具体的にどのような経験から「安心」を重要視するようになったのでしょうか?
- 「安心」を実現するために、どのような行動を取ってきましたか? また、今後どのようなことをしていきたいですか?
- 「安心」以外のテーマも心の中にありますか? もしあれば、それらのテーマとのバランスをどのように取っていますか?
- 自分の人生で最も影響を受けた出来事は何ですか? その出来事が、あなたの人生観や価値観にどのように影響を与えましたか?
私の場合は『安心(満たす)』が人生のテーマです。
そして、これまでに私が積み上げてきたものは、手段はどうであれ、人生のテーマに必要なものばかりだと気付きました。
おかげで、私にとって何が大切で、優先すべきことなのかを理解できました。
あなたのテーマは何ですか?
ぜひ上記を参考にして、あなたも自分に質問を投げかけてみましょう。
自分の人生を生きよう
ぜひ、自分と向き合う時間を確保してください。
ほんのわずかな時間でも、自己理解を積み重ねることによって、自分らしい人生に軌道修正できるでしょう。
小さな一歩を踏み出すことで、あなたの望みは現実化します。
誰かのテーマに沿って生きるのは、もうやめていいのです。
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