この章の補助資料です。
自己受容から始まる自分らしい人生創造
心理学やスピリチュアルな分野に興味がある人なら、『自己受容』や『自己肯定感』という言葉をご存じだと思います。メンタル的な悩みを開示しやすい今の社会では、これらは一般的にも使われやすくなった言葉です。今回は、そんな『自己受容』について考えてみようと思います。
自分らしさの定義は人それぞれ
皆さんは『自分らしさ』って、どんなものだと思いますか?あらためて言語化しようとすると、考え込んでしまうかもしれませんね。
「タイプ」に当てはめて紐解く自分の「人物像」
今回は、「自分の性格や行動パターン、価値観」について、言語化してみましょう。あまり深く考えすぎず、「自分はこのタイプに近いかも?」という感覚で、選んでみてくださいね。
「情熱」の領域を探求し「やる気」を引き出す
情熱の領域は、「体」「心」「頭脳」「感覚」の4つの領域を統合し、行動へと駆り立てる原動力となります。この領域を探求することで、どんなことにやる気が湧いてくるのか、どうやって行動するのかに意識を向けましょう。
「体」の領域を探求し「今」を生きる
体の領域の探求では、自分の身体的特徴やルーツと向き合い、生まれ持った資質を活かすことに意識を向けてみましょう。「運動能力の得意不得意の分野」「体格、容姿、アレルギー体質などの身体的特徴」、さらに「生まれ育った環境」や「ルーツ」といった要素は、私たち一人ひとりの個性を形作っています。
「心」の領域を探求し「本音」を引き出す
心の領域の探求では、無意識のうちに抱いている感情や価値観、そして本音と向き合いましょう。過去の傷に向き合い、それらを認めること、自分の心の奥底にある感情やニーズに気づくこと、自分の価値や存在意義を認め、愛すること、過去の固定観念を手放し、新しい可能性を受け入れること、私たちが自分らしい人生を創造するためには、こうした心の状態を整えることが不可欠です。
「感覚」の領域を探求し「喜び」を感じる
感覚の領域の探求では、感性や好み、創造性を大切にすることで、自分にとっての喜びに意識を向けましょう。「味わう」「触れる」「聴く」「見る」「匂う」これらの五感は、私たちが外界とつながり、それを理解するための重要な手段です。これにより、私たちは危険を回避したり、喜びを見つけたりします。
「頭脳」の領域を探求し「得意なスキル」を見極める
頭脳の領域の探求では、自分の思考パターンや強み、弱みを理解し、それらを効果的に活用することに意識を向けましょう。「頭脳」というと、「頭が良い、悪い」の二択に考えがちですが、それだけではなく、さまざまな分野での強みが存在します。
「自己受容」で変わる自分の世界
探求を始める前に、大切なことがあります。それは、「ありのままの自分を受け入れる(自己受容)」ということです。「自己受容」という言葉は、「ありのままの自分を認め、受け入れること」を意味します。スピリチュアルな分野に興味がある人にとっては、基本中の基本でしょう。
「自分らしさ」を定義する (Step1導入)
あなたにとっての「自分らしさ」って、何ですか?
「自分らしさ」は、時代や状況を超えて、普遍的なものです。しかし、その定義は人それぞれであり、言葉にするのは簡単ではありませんよね。そこで、ここでは「自分らしさ」を5つの領域に分けて考えてみましょう。この5つの領域は、私たちの心の奥底から表面的な行動まで、多角的に自分自身を捉えるための枠組みです。