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占星術とわたし:さようなら、占星術

宇宙も人も、その存在は不思議であり、神秘的です。

だからこそ人は、宇宙との結びつきを証明し、影響を受けているという壮大なストーリーを描きたくなるのかもしれません。

でも、宇宙も人も、ただそこにあるだけ。

意味を欲しがってしまうのは、私たちが物質世界に存在するからなんでしょうね。

そして、そこに付加価値をつけたがるのも、人間らしい(笑)。

占星術というツールのおかげで、私は自分自身について言語化するきっかけを得られました。

ただ、もうそれを手放す時が来たと感じるようになったんです。

人は、天体の操り人形ではありません。天体が物事の「良い悪い」を与えるわけじゃないんですよね。

天体に充てがわれた象意に一喜一憂することよりも、自分の内なる感覚を大切にしたいと思うようになりました。

自分以外のものに、力を明け渡すのをやめる。

今、私の目に映る世界は、その意識が必要だと感じるレベルに達している気がします。

…あくまで、私がそう感じるだけですが。

夜空の星も、月も、ただ美しいと感じられるだけでいいのかな、なんて思う私です。

 

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