私は「特別な才能」や「自分らしい仕事」で豊かになりたくて、その方法を探し続けてきました。
そして、壁にぶつかるたびに「正解の道」を知りたくて、占いに頼っていたのです(笑)。
でも、そんな都合のいい話はありません。
自分の能力に気付くためには、たとえ失敗したと思っても、チャレンジと小さな成功体験を積み重ねることが大切なのだと思います。
とはいえ、時間は有限です。「手当たり次第に何でも」という訳にもいかないので、目星をつけたいところ。
そのヒントがバースチャートに記されているなら、読み解かない手はありません(やっぱり占い頼みじゃないか!笑)。
今回は、私の才能と豊かさについて、星たちがどんなヒントを与えてくれているのかを探求します。
2ハウスの星の囁き
自分の才能の原石や生まれ持った豊かさはどこにあるのか。それは、「お金」「所有物」「価値観」を表す2ハウスです。
2ハウスは、単にお金を稼ぐ方法だけでなく、自分にとって価値あるものや大切にするものを指します。
閉じ込められた才能
私の2ハウスは、その出入り口が二重構造になっていて、牡羊座の水星が閉じ込められている特殊なタイプ(インターセプト)です。
一般的に解釈するなら、直感や独立心、自分の意見やアイデア、チャレンジ精神などが、才能だと言えます。
でも実際は、なかなか思うような「形(収入)」になりませんでした。それはきっと、対極にある天秤座の冥王星からの「圧」のせい。
「人間関係」を示す天秤座、「破壊と再生」の冥王星。それが位置するのは「他者から受け入れざるを得ないもの」などを示す8ハウス。
それが2ハウスと緊張状態なのですから、私の能力は、きっと出しにくい状態にあったのだと思います。どうしても人と比較してしまい、自分に価値を見出すことができなかったのです。
だからこそ、収入を意識すると、自己犠牲的な働き方をしてバランスを取る癖がついていました。
2ハウスの外側の入り口が魚座だからなのかはわかりませんが、自己犠牲的な体験を通してからでないとお金を受け取れませんでした。
あれこれと挑戦しては自分の能力を発揮できる仕事を探し求め、時には疑り深くなってストレスを抱えたり、鋭い言葉を発したりと、ネガティブな方向に暴走していました。
才能も収入もパッとしなかったのは、魚座のルーラーが海王星であることと紐づけることができますが、そこに希望を見出そうとすることを物語っているようにも感じます。
私の水星が語る強み
2ハウスに水星が位置していることから、知性的な強みがあるという希望が生まれました。
とはいえ、「直感・話す・書く・描く・手先の器用さ」に心当たりがあるものの、ズバ抜けたものはありません。
もしかしたら、私の自信の無さが、それらを磨く機会を奪っていたのかも…。
水星は射手座の海王星とトラインなので、インスピレーションを形にすること、哲学的な思想との相性は良いようです。
そう考えると、少しずつ自分の才能と豊かさの輪郭がハッキリしてきそうです。こうして発信しているのも、強みだと言えるかもしれません。
才能は日常の中に
才能は、決して特別なものではなく、日常の何気ない行動の中に隠れているものだと言えそうです。
人と比較してやめてしまったこと、当たり前すぎてスルーしていることがあるなら、そこから始めてみるのもいいかもしれません。
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