月は、私たちの心の奥底を照らす、静かな光のようなものです。
それは、意識の下で私たちを導き、行動や感情に大きな影響を与えています。
今回は、バースチャートの月について探求し、あなたの隠れた本音と欲求にふれてみましょう。
月星座を知るメリット
月星座を知ることは、自分自身との対話、そしてより豊かな人生を送るための第一歩です。
私たちが人生の目的に向かうためには、心(月)を安定させる必要があるため、自分の月星座について知り、心の癖や隠れた欲求を理解しておくことがオススメです。
その他にも、以下のようなメリットがあります。
- 自己理解が深まる: 自分の心の動きを理解し、自己受容を高めることができます。
- 人間関係が円滑になる: 相手の月星座を知ることで、より深く相手を理解し、良好な人間関係を築くことができます。
- 人生の選択をサポート:自分の心の奥底を知り、それに基づいた決断をすることができます。
あなたの心の鏡を見つめてみよう
バースチャートは、私たち一人ひとりの宇宙地図です。
この地図を解読することで、自分の心の奥底に隠された宝物を発見することができます。
あなたのバースチャートをじっくりと眺め、月を探求してみましょう。
- 月のサイン:あなたの月星座は何座ですか?
- 月が位置するハウス:あなたの月は、どのハウスにありますか?
- 月のアスペクト:あなたの月は、他の天体と、どんなつながりを作っていますか?
- 実際のあなたの心は、どんなことを感じていますか?本音ではどうしたいですか?
- あなたの心の癖は、どのようなものですか?(例:完璧主義、比較癖、ネガティブ思考など)
- それが与えていたであろう影響とは、どんなエピソードに隠れていると思いますか?(例:過去の失敗体験、人間関係のトラブルなど)
- その心の癖と向き合うために、どんなことをしてみたいですか?(例:瞑想、カウンセリング、趣味に没頭するなど)
インターネットや書籍を利用し、自分の月星座に関連する事象や、月と角度を作っている天体について調べてみましょう。
サインから感じ取るあなたの心模様
双子座の月を持つあなたは、好奇心旺盛でコミュニケーション能力が高いかもしれません。
様々な情報に興味を持ち、それを言葉で表現することが大好きです。
しかし、一方で、考えすぎてしまい、決断を下すのが苦手な一面も。
心の奥底では、安定を求めながらも、新しい刺激を求めているかもしれません。
蠍座の月を持つあなたは、感情が深く、鋭い洞察力を持っているかもしれません。
一度心を許した相手には深く愛情を注ぎますが、裏切られることを恐れて、心を閉ざしてしまうこともあります。
心の奥底では、両極端な感情を同時に抱えているかもしれません。
ハウスで知るあなたの心を取り巻く空間
双子座の1ハウスに月を持つあなたは、生まれながらのコミュニケーション能力の持ち主だという印象を与えているでしょう。
周囲の人々と積極的に関わり、新しい情報や経験、変化を求めているかもしれません。
蠍座の9ハウスに月を持つあなたは、神秘的なものや深遠な世界に興味を持っているかもしれません。
哲学や宗教、心理学など、心の奥底を探求するようなテーマに惹かれるでしょう。
海外や異文化にも興味があり、遠く離れた場所へ旅立つことを求めているかもしれません。
アスペクトが織りなすあなたのドラマ
惑星同士の角度(アスペクト)は、私たちの心のドラマを形作る脚本のようなものです。
それぞれの惑星が持つエネルギーが組み合わさることで、複雑で個性的な物語が生まれます。
例えば、月と木星が調和的なアスペクトを持つあなたは、楽観的で幸福感に溢れているかもしれません。
どんな状況でも前向きに捉え、周囲の人々を明るくする存在です。
しかし、楽観的なあまり、現実を見ないまま突き進んでしまうこともあるかもしれません。
一方、月と土星が緊張感のあるアスペクトを持つあなたは、不安感や孤独感を抱きやすいかもしれません。
完璧主義な一面があり、自分に厳しくしがちです。しかし、その一方で、困難な状況でも乗り越える強さを持っています。
あなたの心を可視化するための「言語化のすゝめ」
頭の中で言語化するだけではなく、ぜひ紙に書き出して可視化してみましょう。
「私は小さい頃から、新しいことを学ぶのが大好きだった。本を読むのも、人と話すのも、いつもワクワクしていた。でも、同時に、考えすぎてしまい、決断を下すのが苦手だった。例えば、進路を決める時、どの道を選べばいいのか分からなくて、何度も悩んだことがある。心の奥底では、安定した生活を送りたいと思っていたけれど、新しい刺激も求めていたのかもしれない。」(例:双子座の月の人の場合)
このように過去の経験を振り返りながら行うと、より自分の感覚にしっくりくる言語化が可能になります。
あなたの隠れた本音や欲求は、どのようなものですか?
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