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占星術とわたし:冥王星水瓶座時代の幕開け

変容を司る冥王星が水瓶座へと移り、これから約20年もの間、私たちを取り巻く世界に、そして私たちの内面に、変革の波をもたらすと言われています。

この大きな時代の転換期に過去を振り返り、現在の空に輝く冥王星が、私のバースチャートのどの領域に足を踏み入れるのかを探求し、そこから未来への兆しを読み解いてみたいと思います。

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山羊座冥王星時代の足跡

冥王星が山羊座へと移行した2008年。それは、私が新たな命をこの世に迎え入れた年でした。私の社会的な立場は大きく変化し、責任の重みが増した時期だったと言えます。

そして、過去の心の傷が再び抉られるような経験を通して、何度も深く内省する時間を過ごしてきました。

それもそのはず。運行するトランジットの冥王星は、私のネイタルチャートの目に見えない深層領域、12ハウスに滞在していたからです。

12ハウスは、普段意識されない無意識の世界を扱う領域。その深淵で、激しくも静かな破壊と再生のプロセスが着実に進行していたようです。

スピリチュアルな探求の中に、一筋の光を見出そうと懸命にもがいていたのは、まさにその内なる変容の表れだったのでしょう。

特にここ数年は、なぜか表立った社会活動だけが、まるで時が止まったかのように休止状態に陥りました。

出産以来、仕事と家庭のバランスは常に私の意図とは異なる方向へと傾き、社会の価値観と私自身の心の奥底からの叫びとの間で、激しい葛藤を繰り返していました。

長時間労働を求めていたわけではありません。私が切望していたのは、子供との貴重な時間、そして家庭に注ぐことのできる温かい時間だったのです。

しかし、現実は常に仕事優先。

退職という選択肢が頭をよぎりながらも、あれこれと悩んでいるうちに、予期せぬ膝の手術入院や、アトピー性皮膚炎の急激な悪化によって、決断を迫られる形となりました。

きっかけはどうあれ、4年前に私が家庭に身を置いたのは、長年の心の奥底からの願いが叶った瞬間だったのかもしれません。

しかも、山羊座は「骨・皮膚」といった身体の構造を示すとも言われています。そう考えると、私は冥王星の変容のエネルギーを、まさに肉体を通してダイレクトに受け止めていたとも解釈できるのです。

社会との繋がりをほぼ断ち、内なる世界へと深く沈潜していく中で、自己探求という旅を始めたのは、ごく自然な流れだったと思います。

そして驚くべきことに、自分自身と深く向き合うほどに、内なる静けさを取り戻すことができたのです。

まるで、目に見えない温かい何かに、そっと支えられているような、そんな不思議な感覚さえありました。

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水瓶座冥王星が拓く未来

そして今、冥王星は、私のネイタルチャートのハウスはそのままに、革新の星座・水瓶座へとその領域を移しました。

社会的なものへの意識的な変化を経て、私の価値観は、これまでとは全く異なる新たな地平へと大きく変容していくでしょう。

おそらく私は、これまでの人生と比較して、より自分らしく、より軽やかに生きられるようになるはずです。

なぜなら、私のチャートルーラーが変革の天王星だからでしょうか、過去の私は、周囲との価値観のずれから、常にどこか生きづらさを感じてきたからです。

天王星が支配する水瓶座は、既成の枠組みを軽々と乗り越え、自由と革新を尊ぶサイン。

これからの私は、より自由に、より革命的に、人生という壮大な舞台にアプローチしていくことができるでしょう。

そして8年後には、トランジットの冥王星が、私のアセンダントを通過します。それは、まさに生きながらにして生まれ変わる、魂の新たな誕生の瞬間と言っても過言ではないでしょう。

その時、ネイタルの冥王星とは調和的な120度の角度を形成するため、価値観、生き方、そして外見的な変化さえも、ポジティブなエネルギーとして受け止められるような気がしています。

「土」の安定を求める魂(太陽牡牛座)を持ちながら、「風」のように自由な価値観(水瓶座)で人生を創造するための準備が、今まさに水面下で進行しており、私らしい人生を創造するための追い風が、確かに吹き始めているのだと感じています。

 

 

※上記はチャートを通して感じることを言語化したものです。私は、実際に星が影響を与えるという価値観ではないので、言語化したものから、自分の内面と向き合うことが大切だと考えています。

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