ここ数年の間に、スピリチュアルな分野への興味関心が高まっていますね。
占星術を使って、「自分らしさ」を再認識している人も多いようです。
実は、私もそのひとりなのですが、子供の頃からずっと、自分の星座に違和感を持っていました。
私の星座は、美食家で、おっとりしていると言われる「牡牛座」ですが、全くその要素が感じられなかったんです。
でも、占星術を学びはじめて、やっとその謎が解けました。
占星術の奥深さ
雑誌などでよく見る12星座占いでは、生まれた時の太陽の位置から導き出された「太陽星座」が使われています。
この他にも、個人のバースチャートには、太陽系の様々な天体の配置が記されていて、「月星座」や「水星星座」などがあり、複数の星座の性質を持っていることになるんですね。
たとえば、月星座は、私たちの「心」を、水星星座は、「知性」を表します。このように、それぞれの天体から、自分を知ることができるんです。
まるで、宝探しみたいですよね。
同じ「牡牛座」でも、12分割された「部屋」のうちの、何番目に太陽が位置するかで、その解釈の幅が広がります。
これが、私の違和感の正体。
私の牡牛座は、身近な人とのコミュニケーションや、好奇心による学びを担当する「3番目の部屋」にあります。
そして、喜びや豊かさを表す「金星」も、同じ牡牛座なんですね。とにかく、おしゃべりや実用的な学びに興味を持つタイプ。
そちらの認識が強くて、「美食家でおっとりしている」という内容に、いまいちピンとこなかったんです。
私と同じ太陽牡牛座さんは、どんなタイプですか?
占星術で自己探求する
占星術は、恋愛や仕事、年運など、さまざまなことを占うことができます。
でも、私は運勢よりも、自分について知るための言語化に活用し、能力を開花させる手段や、どのような場面で活かされやすいのかを探究する方が好きです。
それゆえに、チャートの読み解きに正解を求めて、しばらくの間、彷徨っていました(笑)。
残念ながら、間違いのない道を探し出すことは、できないんですよね。
占星術は、あまりにも奥が深いので、本来の目的を忘れて没頭してしまうほど、魅力的な世界観を放つツールだと言えます。
自分で占うからこそ、しっくりくる
運勢占いは別として、自分を知るために占ってもらっても、なんだかしっくりこないことってありませんか?
それは、占う人の言語化が、自分には合っていないのかもしれません。
むしろ、「しっくりこない」という反応こそが、「それじゃない」って答えなのかもしれません。
本当は、既に自分の中にある答えに、意識が向いていないだけだったりします。
それらをひとつひとつ検証するのが、私の楽しみです。
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