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占星術による自己理解

世間ではここ数年の間に、スピリチュアルな分野への興味関心が高まっています。

中には、占星術を使って『自分らしさ』を再認識している人も多いようです。

『私は○○座なんだけど、ちっともあてはまらない気がする。』

そんな謎も、占星術の知識を取り入れることによって解けることでしょう。

占星術では、恋愛(相性)・人間関係・仕事・現在未来の運勢などを読み解くことができますが、こちらのブログでは『自分自身の性質(自己理解)』に焦点を当てています。

  1. 占星術による自己理解のメリット・デメリット
  2. バースチャートを用意する
  3. バースチャートによる自己分析
    1. 区分による性質の理解
    2. 12星座(サイン)による性質の理解
    3. 10天体の示すもの
    4. 12ハウスの示すもの
      1. 個人天体が位置するハウスに着目する
      2. 各ハウスの示すテーマ
        1. 第1ハウス(自己、個性、外見)
        2. 第2ハウス(資源、財産、自己価値)
        3. 第3ハウス(コミュニケーション、学習、近隣)
        4. 第4ハウス(家庭、ルーツ、感情、安定)
        5. 第5ハウス(創造性、恋愛、楽しみ)
        6. 第6ハウス(健康、仕事、奉仕)
        7. 第7ハウス(パートナーシップ、結婚、関係性)
        8. 第8ハウス(変容、深層、共有資産)
        9. 第9ハウス(知識、哲学、旅行)
        10. 第10ハウス(キャリア、社会的地位、評判)
        11. 第11ハウス(友情、社会的ネットワーク、目標)
        12. 第12ハウス(無意識、隠れたもの、癒し)
    5. アスペクトが示すもの
      1. コンジャンクション(Conjunction)0度
      2. オポジション(Opposition)180度
      3. トライン(Trine)120度
      4. スクエア(Square)90度
      5. セクスタイル(Sextile)60度
    6. 外見・第一印象を知るポイント/アセンダント(ASC)
    7. パートナー・人間関係を知るポイント/ディセンダント(DSC)
    8. 社会での肩書・活躍を知るポイント/MC
    9. 自分にとっての安らぎの場を知るポイント/IC
  4. 占星術で自己分析してみよう
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占星術による自己理解のメリット・デメリット

占星術による自己理解のメリットは、自分自身の個性を知り、その手段や、どのような場面で活かされやすいのかを知ることができる点です。

また、私たちが自分の星座だと認識しているのは太陽星座のみですが、水星・金星・月・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星にも星座が割り当てられています。つまり、違う星座の性質も兼ね備えているのです。

それらの情報から、より深みのある自分の性質を読み解くことができるのもメリットだと言えるでしょう。

占星術についての情報は、インターネットや書籍などで、手軽に入手できます。

基本的なルールに沿ってバースチャートを読み解くことで、自分では気付かなかったことにも意識を向けられます。

あえてデメリットをあげるとすれば、チャートの読み解きに正解を求めてしまう(間違いのない道を探し出そうとする)ことです。

あまりにも奥が深いため、本来の目的(現実化)を忘れて没頭してしまうほどに、占星術は魅力的な世界観を放つツールだと言えます。

あなたも是非、バースチャートを通じて自己理解を深めてみましょう!

≪ホロスコープをスイスイ読めちゃう講座≫

バースチャートを用意する

”ホロスコープ作成” と検索して、あなたの使いやすいサイトで必要な情報を入力し、バースチャート(出生図)を作成します。

より細密な情報を手に入れるには『生年月日 / 出生時間 / 出生場所』を母子手帳で確認すると良いでしょう。

バースチャートによる自己分析

占星術は、区分、各天体が位置する星座(サイン)ハウス、天体同士の位置関係(アスペクト)を読み解くことで、自分自身についての理解を深めることができます。

区分による性質の理解

・二区分(性質)男性的(積極的・能動的)であるか、女性的(消極的・受動的)であるか

・三区分(行動力)活動(活動的)であるか、不動(慎重派)であるか、柔軟(臨機応変)であるか

・四区分(気質)(精神)情熱的であるか、(物質)現実的であるか、(知識)知的であるか、(感情)感情的であるか

それぞれの区分で、天体の分布数が多いタイプを分析しましょう。

12星座(サイン)による性質の理解

牡羊座…活力/好戦的/短気/自己主張/リーダーシップ/好奇心旺盛/競争心/素直さ/行動力/独立心

牡牛座…忍耐力/頑固さ/確実性/忠実さ/実用性/快適さ/器用さ/センス/倹約/食欲

双子座…機敏さ/好奇心旺盛/コミュニケーション能力/変化/多面性/洞察力/好奇心/知識欲/機転/ユーモア

蟹座…感受性/家族愛/母性本能/情緒的/配慮深さ/直感力/献身性/繊細さ/忠誠心/安全を求める

獅子座…自己中心的/自信/惹きつける力/威厳/好意的/熱意/信頼性/王者気質/情熱/好奇心

乙女座…忠実さ/実用性/知識欲/分析力/整理整頓/細部への注意/謙虚さ/真面目さ/順応性/勤勉さ

天秤座…公正さ/平和主義/美的センス/社交性/対話力/妥協/外交的/調和/魅力/気遣い

蠍座…情熱/激しさ/秘密主義/強い意志/洞察力/頑固さ/持続力/執着心/逆境への対処/深い感情

射手座…自由奔放/冒険心/楽観主義/探求心/広い視野/知識欲/高潔さ/活力/自己表現/真理追求

山羊座…忍耐力/野心/責任感/組織力/節度/真面目さ/信頼性/忠実さ/使命感/経済的

水瓶座…独創性/個性的/自由思考/社会的意識/先見性/人道的/革新性/知識欲/非凡さ/独立心

魚座…感受性/直感力/創造性/幻想的/優しさ/無私さ/希望/受容力/ロマンチック/平和主義

これらの星座の特徴が天体の司るエネルギーに掛け合わせられ、あなたという人の個性を彩ります。

あなたの中には、太陽星座の他に、どのような星座の特徴が秘められているのでしょうか。

10天体の示すもの

バースチャートを見ると、たくさんの天体記号が目に付きます。

占星術の世界観にハマるほど、たくさんの記号の解釈を深める人も多いようですが、基本的な読み解きならば、下記の10天体だけでも十分に情報を集めることができるでしょう。

●個人的な性質を表す内惑星(個人天体)

  • 月…無意識の欲求・癖
  • 水星…思考・スキルなど頭脳の使い方の特徴
  • 金星…感性・好み・趣味など
  • 火星…行動・情熱などの源となるもの
  • 太陽…人生の目的・表現していきたいもの

●社会的な背景や時代の価値観に影響する外惑星(個人天体に影響を与える天体)

  • 木星…発展するもの
  • 土星…努力によって手にするもの
  • 天王星…枠を越えるきっかけとなるもの
  • 海王星…理想や創造性の方向性
  • 冥王星…深め極めるもの

※冥王星は外惑星から外れましたが、占星術では変わらず採用されています。

12ハウスの示すもの

占星術の考え方では、私たちは宇宙の舞台で、独自の役割(個性の発揮)を果たしているとされています。

ハウスを読み解くことで、私たちは自分自身や周囲の世界について深く理解を深めることができます。

それぞれのハウスは、私たちの個別の旅路を描き、自己の発見や人間関係、キャリアの選択、精神的な目標の追求など、私たちの人生において重要な情報を教えてくれるでしょう。

個人天体が位置するハウスに着目する

個人天体が、どのハウスにあるのかを確認してみましょう。あなたの星が輝く場所はどこでしょうか。

  • 太陽が位置するハウス…自己表現で輝く場所
  • 水星が位置するハウス…知性やスキルが一番輝く場所
  • 金星が位置するハウス…感性が一番輝く場所
  • 火星が位置するハウス…情熱が一番輝く場所
  • 月が位置するハウス…心が一番安らぐ場所

各ハウスの示すテーマ

第1ハウス(自己、個性、外見)

自己表現と外見の領域で、個人的なアイデンティティやパーソナリティを示します。

自己表現/外見/個人的なアイデンティティ/パーソナリティ/自己主張/体/第一印象/新しい始まり/自己投影/行動力

(例)太陽が1ハウスに位置する…存在感とリーダーシップを発揮し、自己主張することで輝く

第2ハウス(資源、財産、自己価値)

資源や財産、自己価値を反映し、収入や所有物に関連します。

資源/所有物/自己価値/財産/収入/能力/価値観/安定/堅実さ/資本

(例)水星が2ハウスに位置する…言葉や知能で収入を得る

第3ハウス(コミュニケーション、学習、近隣)

コミュニケーションや学習、近隣関係に焦点を当てた領域で、言語や知識の習得に関与します。

コミュニケーション/学習/近隣/思考/兄弟姉妹/言語/知識/コミュニケーション手段/短距離旅行/メッセージ

(例)金星が3ハウスに位置する…人と話すことを楽しめる・多趣味

第4ハウス(家庭、ルーツ、感情、安定)

家庭やルーツ、感情、安定性に関連し、個人の内的な安心や家庭環境を示します。

家庭/ルーツ/感情/安定/親/家/族家の基盤/家庭環境/内的な安心/祖先

(例)月が4ハウスに位置する…家族や仲間の存在が心休まる場所である

第5ハウス(創造性、恋愛、楽しみ)

創造性や恋愛、楽しみに関わる領域で、才能や個人の自己表現に影響を与えます。

創造性/恋愛/楽しみ/子供/遊び/才能/娯楽/自己表現/創造力/ロマンス

(例)火星が5ハウスに位置する…情熱的な恋をする

第6ハウス(健康、仕事、奉仕)

健康や仕事、奉仕に焦点を当てた領域で、責任感や組織性が重要となります。

健康/仕事/奉仕/日常生活/細かな仕事/責任感/組織性/忠実さ/忍耐/身体的健康

(例)水星が6ハウスに位置する…知性を使った仕事が得意

第7ハウス(パートナーシップ、結婚、関係性)

パートナーシップや結婚、関係性の領域で、対等性や協力が重要となります。

パートナーシップ/結婚/関係性/相手/対等性/協力/称賛/対面/合意/交渉

(例)太陽が7ハウスに位置する…人との関りによって人生を輝かせる

第8ハウス(変容、深層、共有資産)

変容や深層の領域で、秘密や共有資産、セックスなどが関わります。

変容/深層/共有資産/秘密/セックス/研究/超越/再生/財政的支援/遺産

(例)月が8ハウスに位置する…深いつながりに安心する

第9ハウス(知識、哲学、旅行)

知識や哲学、旅行に焦点を当てた領域で、高等教育やスピリチュアリティが関与します。

知識/哲学/信念/高等教育/旅行/スピリチュアリティ/長距離旅行/知的好奇心/法律/視野の拡大

(例)金星が9ハウスに位置する…哲学に興味を持つ

第10ハウス(キャリア、社会的地位、評判)

キャリアや社会的地位、評判を示す領域で、目標達成やリーダーシップが重要です。

キャリア/社会的地位/評判/成功/責任/目標/上司/公的なイメージ/リーダーシップ/達成

(例)火星が10ハウスに位置する…野心家・目標に向けて行動力を発揮できる

第11ハウス(友情、社会的ネットワーク、目標)

友情や社会的ネットワーク、目標に関連し、グループやコミュニティでの関与が重要となります。

友情/社会的ネットワーク/グループ/コミュニティ/ユートピア/人道主義/理想/相互作用/革新

(例)太陽が11ハウスに位置する…仲間と共に理想を達成する

第12ハウス(無意識、隠れたもの、癒し)

無意識や隠れたもの、癒しの領域で、夢や瞑想、精神的な浄化が関わります。

無意識/隠れたもの/癒し/サイキック/夢/心の浄化/ボランティア活動/献身/隔離/遠隔ヒーリング

(例)金星が12ハウスに位置する…ボランティア活動に喜びを感じる

アスペクトが示すもの

占星術におけるアスペクトは、天体同士の相対的な位置関係を表す要素です。宇宙の外側にある天体ほど影響力が強く、外側の天体が内側にある天体に対して影響を及ぼします。

コンジャンクション(Conjunction)0度

天体同士が約0度の角度で接近している状態です。このアスペクトは、エネルギーが融合し、統合されることを示します。

  • 強い結びつきと一体感を示す
  • 同じ要素やエネルギーを共有する
  • 相互に影響し合い、相乗効果を生む
  • 共通の目標や志向性を持つことが多い

オポジション(Opposition)180度

天体同士が約180度の角度で対立している状態です。このアスペクトは、対立やバランスの取り方を示します。

  • 相反するエネルギーが対立する
  • 強い引力や反発力を生み出す
  • 相互の意見や価値観が対立することが多い
  • 相互補完の関係にある場合もある

トライン(Trine)120度

天体同士が約120度の角度で連結している状態です。このアスペクトは、円滑な流れや才能の発揮を示します。

  • 調和と流れを示す
  • アスペクト相互にサポートし合い、協力関係を築く
  • 理解と共感を持って交流することが多い
  • 相互に能力や才能を引き出し合う

スクエア(Square)90度

天体同士が約90度の角度で連結している状態です。スクエアは、緊張や挑戦を表し、人々に対立や成長の機会をもたらします。

  • 緊張と課題を示す
  • 相互に衝突や摩擦を引き起こすことが多い
  • 対立や挑戦を通じて成長や学びが生まれる
  • 問題解決やバランスの取り方が求められる

セクスタイル(Sextile)60度

天体同士が約60度の角度で連結している状態です。このアスペクトは、潜在能力の開花や良好な連携を示します。

  • 好意とサポートを示す
  • 相互に協力し合い、円滑な関係を築く
  • 理解と協調を持って行動することが多い
  • チャンスや機会の提供が生まれることもある

外見・第一印象を知るポイント/アセンダント(ASC)

アセンダントサインは個人の外見、キャラクター、パーソナリティ、行動スタイル、自己表現、目標や関心事、自己認識などを象徴する重要な要素です。

アセンダントサインが牡羊座ならば、人に与える印象が好戦的だったり、自分自身の行動スタイルが、考えるよりも即行動する可能性を意味しています。

パートナー・人間関係を知るポイント/ディセンダント(DSC)

ディセンダントはアセンダントと対局にあります。自分自身と相対する、他者(パートナー)のことです。

結婚相手、ビジネスパートナー、ライバルなど、自分にとっての学びを与える相手を象徴する重要な要素です。

アセンダントサインが牡牛座ならば、ディセンダント蠍座の相手から学ぶことがある可能性を意味しています。

社会での肩書・活躍を知るポイント/MC

MCサインは、人生の目標や成し遂げるべきことなどを象徴する重要な要素です。

MCサインが双子座ならば、好奇心を活かした情報発信やコミュニケーションを通じて活躍する可能性を意味しています。

自分にとっての安らぎの場を知るポイント/IC

ICはMCと対局にあります。社会と相対する、プライベート(安らぐ場)のことです。

自分の基本的な価値観、ルーツ、心地よい居場所、生まれ育った家庭環境などを象徴する重要な要素です。

ICサインが蟹座ならば、家庭そのものや、感情的なつながりに心地よさを感じる可能性を意味しています。

占星術で自己分析してみよう

StockSnapによるPixabayからの画像

占星術での自己分析は、自己対話をしながら、自分自身の感覚に紐づけながら行うといいでしょう。

自分が感じていることをノートに書き出し、自分が本当はどのように人生を創造したいのかについてもイメージしてみて下さい。

そして、あなたの持つ素敵な資質を、自分の目的のために磨きながら、創造的に生きていきましょう!

 

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