この世界には、形としての創造性と、形のない想像性が共存しています。
私たちが夢と理想を描くようになるのは、誰かの創造する世界観(想像性)に魅せられ、共感するからなんでしょう。
これらは、幼い頃に描く自分自身の未来のビジョンに影響し、大人になって現実とのギャップを実感することもあります。
それなのに、何度も同じ夢と理想を描いてしまうのは、その世界観に依存性があるからかもしれません。
今回は、海王星を通じて、私の夢と理想のカタチについて探究してみようと思います。
夢と理想の傾向
私のバースチャートの「社会的地位・自己実現・成果」などを示す10ハウスは、「向上・冒険・探求」の射手座です。
ここに「夢・理想・想像力・神秘性」を示す海王星があり、私には、射手座的な感覚に刺激されやすい傾向があります。
幼い頃に見ていたバトルもののアニメで、主人公の敵キャラが、いつしか良きライバルや仲間になるという設定に、こみ上げる熱いものを感じていました。
だからこそ、自分もそうした経験ができるものだと思っていたんです。
互いの成長の先にある「仲間意識的なつながり」に憧れを抱いていたのは、射手座の支配星である木星が蟹座だからかもしれません。
他者との共同作業に、人一倍熱を込めてしまうことがあるのは、「みんなでより良いものを目指すと素晴らしいよね」なんて理想の表れでしょう。
「切磋琢磨」「向上心」「精神的成長」「自由な冒険」これらを体感することが、私が追い求めているものなんですね。
だからこそ、相手にもそれを望んでしまうフシがあります。
私の場合、10ハウスに月も位置するので、無意識的にそれを発動させることもあるようです。
夢と理想は何度でも追える
現実化しないもどかしさを何度も経験しては、場所を変え、同じことを繰り返してきました。
それが、転職を重ねるという行為に表れているのかもしれません(笑)。
「叶うようで叶わない。いや、叶うかもしれない。」という、「おあずけ状態」と「夢見心地」のコラボレーションに、まんまと囚われている私です。
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