人生という名の航海において、私たちを支え、彩ってくれるのは、かけがえのない人間関係です。
心と心で結ばれた絆は、喜びを分かち合い、困難を乗り越えるための力となります。
自分がどんな人と深く繋がりたいと願っているのか、そして、その絆をどのように育んでいきたいのか。
今回は、それを映し出す7ハウスについて探求してみようと思います。
7ハウスが映し出す関係性の傾向
7ハウスは、「結婚相手やパートナー」「ビジネスにおける契約や協同関係」、そして「様々な対人関係」を示す領域です。
私の7ハウスは情熱と創造性を象徴する獅子座で、試練と責任を司る土星が鎮座しています。
私の「土星の課題」については、また別の機会にじっくりと語りたいと思いますが、この配置から人間関係の傾向を読み解くと、自分では意識していなかった心の動きが明るみに。
私が初めて人と関わる時、とっかかりはアセンダント水瓶座の持つフレンドリーさが前面に出ます。しかし、親密な関係性を築こうとすると、まるで足元に重りがついたように、途端に慎重になるのです。
そのギャップが原因で「面白くない!」と異性に告げられたこともありますし(笑)、堅実さを象徴する山羊座(支配星:土星)の夫と結婚を決意するまでの交際期間は、実に5年という長い時間でした。
幼い頃のいじめのトラウマから、自信のなさの裏返しとして、しっかりとした自分を演じてしまう部分もあったのですが、これがまさか、「7ハウス」の影響だったとは…。
もちろん、人間関係は様々な要因が複雑に絡み合って形成されるもの。しかし、バースチャートの示す深淵には、驚くべき真実が潜んでいることを痛感しました。
理想の関係性を明確にする
はっきりと理解できたのは、私はありのままを受け入れてくれる人との絆を、ゆっくり時間をかけて深めていきたいことです。
安心や安全を大切にしている私にとっては、ごく当たり前の基準なのだと思います。
そう考えると、長く付き合っている人は信頼で結ばれた人ばかり。7ハウスの土星は、そんな人たちの存在を示唆しているのかもしれません。
※ここに書いたのは、星のささやきから感じ取った物語です。星が私たちに直接影響を与えるという価値観ではないので、言語化したものから、自分の内面と向き合うことが大切だと考えています。
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