「自分らしく生きたい」そう願う気持ちを、多くの人が抱いているのではないでしょうか。
でも、一体何から始めればいいのか、悩んでいる人が多いかもしれません。
当ブログでは、「心・体・頭脳・感覚・情熱」の5つの領域が統合して自然体でいられる状態を「自分らしさ」と定義し、探求する方法をお伝えしています。
自分らしさを邪魔するもの
私たちが自分らしさを見つける上で、邪魔になるものは何だと思いますか?
「邪魔」と言ってしまうと語弊がありますが、仕方なく受け入れている価値観や教えが、誰にでもあるのではないでしょうか。
- 生まれ育った環境: 家族や学校で教えられた価値観
- 社会の常識: 日本社会が求める「こうあるべき」という価値観
これらは、私たちが子供のうちは、受け入れざるを得ない「正しいルール」として存在し、考えや行動に大きな影響を与えてきました。
大人になってもそのルールに縛られることもあれば、新しい価値観に馴染めないこともあるでしょう。
あなたは、どんなことに縛られていると感じていますか?
身近に潜んでいる影響
また、私たちの身近にあるメディアの情報も、私たちに多くの影響を与えます。
大好きな映画や小説の世界観は、私たちの心に深く刻み込まれ、それが自分自身の価値観を形作ることもあります。
例えば、恋愛小説を読めば、恋愛観が影響を受けますし、サクセスストーリーを見れば、成功への価値観が変わってくるかもしれません。
しかし、これらのストーリーには、社会的な価値観が色濃く反映されていることがあります。
また、SNSも同様に、個人の承認欲求や自己価値感を刺激するようなコンテンツもあり、私たちが情報に対して受動的であればあるほど、「こうあるべき」という固定観念にすり替わりやすい側面があります。
一方で、多様な価値観が存在することで判断材料が増え、混乱することもあるでしょう。流行でさえも、私たちに「乗り遅れてはならない」という価値観を植え付けることがあります。
全ての価値観が自分に当てはまるわけではないことを理解したうえで、自分にとって本当に大切な価値観をしっかりと持つことが大切です。
習慣づいた思い込み
一見、自分にポジティブな影響を与えるものだとしても、無意識のうちに受け入れてきた価値観を別の言葉で例えるならば、「習慣づいた思い込み」です。
その思い込みは、ある枠組みの中では通用しても、別の枠組みでは通用しない場合があります。
それは、学校に通うようになった時や学生が社会に出た時、結婚して家庭を持った時などに実感するでしょう。
周囲との関係性に違和感を感じたり、自分にとっての当たり前が非常識と捉えられることもあれば、「それでもいいんだ…」と、相手の価値観を目の当たりにして、自分自身に禁じていたことに気付くこともあります。
そうしたギャップから、習慣を手放す葛藤や新たな価値観への抵抗が生まれますが、それこそが思い込みを外す時なのかもしれません。
その判断基準となるのが、不安や恐怖、義務感からのものではない、「自分はどうしたいのか」という純粋な本音です。
自分らしく生きることを求めるならば、内なる自分との向き合いによって自分なりの答えを導き出し、価値観を見直すことが重要です。
あなたは、どのような経験で自分の価値観が変わったと感じますか?
価値観の見直しや内省の実践
価値観の見直しや内省によって、自分らしい選択ができるようになるでしょう。具体的な行動としては、以下のようなものがあります。
- ジャーナルをつける:繰り返し記されている言葉について深堀りしてみる
- 瞑想をする:脳裏に浮かぶ物事や、感じている事と向き合う
- 読書をする:気になった言葉や文章について深堀りする
- 興味のあることを学ぶ:興味関心によって方向性を知る
- 新しい人と出会う:新しい価値観に触れる
- 一人旅をする:道中の体験から気付きを得る
価値観を見直しながら生きる
自分らしく生きることは、簡単なことではないかもしれません。
しかし、過去の価値観を見直し、新しい価値観に触れることで、きっと自分らしい生き方を見つけることができるはずです。
あなたはどんな自分になりたいですか?
コメント