皆さんは、自分にとっての喜びや好きなこと、感覚的な強みを理解できていますか?
「自分らしさ」を探求する上で、これらを理解することは重要です。
そこで今回は、自分にとっての喜びや感覚的な強みを理解するための「感覚の領域の探求」をテーマにお届けします。
喜び不足が生み出す世界
さて、感覚の領域の探求では、感覚的な強みや自分にとっての喜び、好きなことに意識を向けます。
その目的は、心身を安定させ、自分の興味関心に従って能力を発揮し、人生を意図的に創造するためです。
- 私たちが仕事がつまらないと感じる理由
- 心身のバランスが不安定な理由
- 何もやる気が起きない理由
これらを「喜び不足」と捉えると、どうでしょうか。
私たちの欲求は、人類の進化とともに「安全に生きること」から「喜びに満たされて生きること」へと変化し、五感の使い方も多様性に満ちています。
だからこそ、私たちが自分らしく生きたいと願うとき、心地よさや満たされた感覚を、貪欲に追い求めるのかもしれません。
とはいえ、周囲の価値観に流されて欲望を満たすのではなく、自分にとっての「本当の喜び」を知ることが、感覚的な強みを実感する鍵となります。
感覚が育む、自分だけの世界
では、ここから、自分の五感の強みを探求しましょう。
人は、誰もが五感を通して世界を理解し、独自の感性を育んでいます。
視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚
この中で、「喜び」に直結する感覚や、自分のこだわりに関連する感覚、特に意識的に使っている感覚はどれでしょうか。
- 視覚: 形や色、光などに敏感で、細かな部分までよく観察している。
- 聴覚: 音の高さやリズム、環境音などに敏感で、音楽や自然の音を楽しんでいる。
- 触覚: 素材の質感や温度に敏感で、心地よい触感を求めている。
- 味覚: 味の違いを細かく感じ取ったり、新しい味に挑戦したりする。
- 嗅覚: 香りに敏感で、花の香りや食べ物の匂いを楽しんだり、特定の匂いを嫌ったりする。
これらの項目から、自分に強く当てはまるものについて言語化し、深堀りしてみましょう。
感覚と創造性の深い関係
五感は、単に外界の情報を受け取るだけでなく、私たちの感情や記憶、創造性、美的センスにも深く関わっています。
そして、新しいアイデアを生み出すためには、五感を研ぎ澄ませ、多様な感覚情報を収集することが重要だとされています。
例えば、画家は色彩や光を。音楽家は音の高低や音色、リズムを。作家は言葉の響きや文章の構成を、それぞれ敏感に感じ取ります。
これらの感覚が、彼らの創造性を刺激し、独創的な作品を生み出す源となっているのです。
五感の強みを引き出す方法
では、私たちが五感の強みを引き出すには、どのようにすればいいのでしょうか。
それは、思考を優位に働かせるのではなく、感覚的に自分を満たすことに意識を向けることです。例えば、
- 食事の時は、食材の香りや味をじっくりと味わう。
- 散歩をする時は、周りの風景を眺めたり、音に耳を傾けるなどする。
- 普段とは違う場所に行き、新たな感覚を発見する。
- 部屋に好きな絵画を飾ったり、アロマを焚いたりすることで、創造性を刺激する環境を作ってみる。
このように、思考と感覚を上手く切り替えながら、自分なりの方法を取り入れるといいでしょう。
誰にでもある創造性の泉
次に、「美しさ」「楽しさ」「豊かさ」「愛」「調和」について言語化してみましょう。
例えば、「美しさ」に関しては、どのようなものに美しさを感じるのか、「豊かさ」、に関しては、何がどれくらいあればいいのか、また、その豊かさによって得られる感情が、どのようなものかを探求します。
同じような要領で、それぞれについて深堀りをすることで、自分自身の喜びの傾向が理解できるでしょう。
新たな創造性を発揮する
美しさ、楽しさ、豊かさ、愛、調和。
これらは、私たちに喜びをもたらし、新たな創造性を引き出す泉です。好きなことで喜びに満たされたとき、私たちは、どのような行動を起こすのでしょうか。
例えば、音楽を聴くのが好きな人は、自分で楽器を演奏したり、作曲をするかもしれません。美味しいものを食べるのが好きな人は、料理教室にかよったり、オリジナルレシピを考案するかもしれません。
また、豊かさや愛情で満たされた人は、自分なりの方法で、周囲の人にもそれを分かち合うようになるかもしれません。
このように、自分の内なる創造性を発揮するときに必要なのが、前回探求した「頭脳的な強み」と、今後探求する「情熱の領域」です。
これらが内なる創造性を実現させるための力だと捉えると、冒頭の、「私たちが仕事がつまらないと感じる理由」「何もやる気が起きない理由」の意味が理解できるのではないでしょうか。
「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますが、喜びや好きという感覚は、私たちの能力を磨くだけではなく、「自分らしい人生」を創造するためのエネルギー源なのです。
本当の喜びを知り、豊かな人生を送る
感覚的な強みを理解し、自分にとっての喜びを追求することで、自分らしく、より豊かな人生を創造するための循環が起きるでしょう。

コメント