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他者が見せる夢と理想の表と裏

私たちは、他者との響き合いの中に存在しています。

ですから、もし不協和音を感じ取れば、耳をふさいで遮断することでしょう。

お互いの関係性の根本にあるのは『好き(心地よい)か嫌い(不快)か』なのではないでしょうか。

だからこそ、心地よいと感じるものには引き寄せられ、共感し、酔いしれるのです。

もし現実が上手くいかないと感じてしまうならば、心地よい夢や理想に惑わされ、そこに留まっているからなのかもしれません。

自分が相手の何に共鳴するのか

私たちは、相手のどんな部分に共鳴しているのでしょうか。

  • 独創性(その人の印象や在り方)
  • 貢献性(その人が何をしているか)
  • 理想性(その人の描く夢や理想)
  • 真理性(その人が与える影響力)

個人的に言語化すると、これらに反応しているのではないかと考えられます。

言い換えれば『現時点でのその人らしさの最終形態が表面化したもの』です。

なぜ『現時点』なのかと言うと、真理によって壊れるものがあれば、再び変化するものだからです。

中でも理想性は、私たちに夢を与え、時に惑わせる不思議さをそなえています。

行動力を与えてくれるのもであり、意識をそこに留めさせるものでもあります。

夢や理想の表側

夢や理想と言うと、それ自体は形のないイメージ感覚です。

共感による結びつきが拡大された『意識の共同体』とも表現できるでしょう。

相手の描く夢や理想に共鳴するのは、それが根底にあるからです。

立場は違えど、夢を応援する側、される側の両者によって成り立つ世界観は、スポーツや音楽など、あらゆる事柄の中に存在します。

心地よいもの(自分の感覚と同じもの)であればあるほど、互いが引き寄せ合う力は強く、ちょっとやそっとでは離れられません。

  • 自らの夢や理想を描くこと
  • 相手の夢や理想に思いを馳せる(応援する)こと
  • 互いの共鳴によって意識が拡大していくこと

これらは、私たちが行動した先にあるであろうビジョンであり、夢や理想の表側です。

夢や理想の裏側

対して、夢や理想の裏側とは何か。

それは、心の不安定さをベースにした結びつきによるものです。

ここで言う心の不安定さとは、過剰と不足、どちらかに傾くことです。

  • 怒りや悲しみ、不満や恐れから依存してしまう『何か』
  • 現実を見ないようにするもの
  • 行動力を奪い、その場に留めようとするもの

これらは、夢と理想の裏側に潜んでいるものです。

他にも、人々のネガティブな感情を逆手に取り、自分の夢や理想を大きく語ることで、利己的な立場を創り上げる者も生まれます。

この場合、過剰な利己心を持つ者が、人が不安を抱えやすい問題を持ち込み、共感性を利用することで他者に影響を与えます。

たとえば、副業や投資、美容や健康、思想や生き方など、『こうだったら素晴らしいよね』というビジョンを与えるものです。

過剰な等価交換を強いるもの(ビジネス)が当てはまりますが、受け手がそれに気付けないことがほとんどです。

なぜならば、感情や感覚、イメージが心地よいほど、依存心が膨らむからです。

その際、夢と理想を発する者は、陶酔感に浸っています。

お互いの共鳴により生み出される世界が、自分にどのような影響を与えるのかを、冷静に捉える必要があるでしょう。

他者の見せる夢や理想への接し方

とはいえ、心が反応してしまうのは人として当然です。それが、生きるということだからです。

実は私自身も、映画やアニメのストーリーに共鳴して理想を描くことや、アーティストの世界観・占星術などのスピリチュアルな分野にハマりこむことが多々あります。

こうした夢や理想を含むものは、しばしの休息や癒やし、団結には有効ですですが、自分の夢や理想を重ねすぎることを私は理解しています。

自他の境界線が曖昧になることで、判断能力を奪われ、感覚に溺れて現実を生きられなくなるならば、どこかに心の不安定さが潜んでいるかもしれません。

夢や理想に依存している自分に気付いたら、心の在り方と対象への心の距離感を見直すことが大切です。

あなたは今、どのようなものに共鳴しているのでしょうか。

それは、あなたに情熱と行動力を与えるものですか?

それとも、あなたの意識をそこに留め、現実化を難しくさせるものですか?

 

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