『note』に投稿していた記事を、こちらに移しました。
自己受容から始まる自分らしい人生創造
心理学やスピリチュアルな分野に興味がある人なら、『自己受容』や『自己肯定感』という言葉をご存じだと思います。メンタル的な悩みを開示しやすい今の社会では、これらは一般的にも使われやすくなった言葉です。今回は、そんな『自己受容』について考えてみようと思います。
自分らしさの定義は人それぞれ
皆さんは『自分らしさ』って、どんなものだと思いますか?あらためて言語化しようとすると、考え込んでしまうかもしれませんね。
「自分の世界観」の不調を言語化する
ここでおさらいしましょう。
「自分の世界観」とは、心・体・頭脳・感覚・情熱という5つの領域を統合し、実現力・精神力・共感力・自己表現力の4つの力を育みながら、自分の信念に基づいて創り上げた、いわば「自然体の自分」です。この世界観を通して、私たちは独創性やキャラクター像、貢献や役割、夢や理想、そして信念や真理といった様々な側面で社会と関わっています。
「自分の世界観」の不調を理解するために(Step4導入)
ステップ3では、自己探求を通じて得られた「自分の世界観」を、社会にどのように活かしていくかという点に焦点を当ててきました。しかし、自分の世界観が、必ずしも万人に受け入れられるわけではありませんし、社会は常に変化しており、個人の価値観も変化し続けるものです。
信念に基づく世界観の創造と社会との関わり
私たちは、興味関心の強い分野を深く掘り下げようとする生き物です。そして、その探求での経験や学びの積み重ねが、「こうするべきだ」という強い信念を生み出し、自分の世界観の根幹を形作ります。私たちの価値観、キャラクター、仕事、共有する夢や理想は、その信念に基づいて創られ、「社会に映る自分」になるのです。
自分の世界観を表現し,「夢と理想」を共有する
私たちは、自分の世界観を創り上げるために重ねてきた経験の中に、たくさんの共感を育んできました。ステップ2でお伝えしたように、これらの共感は、私たちの心や感覚に響くものから生じます。そして、共感が生まれる場所には、「夢」や「理想」も生まれます。
自分の世界観と共鳴する「奉仕と役割」
私たちは、自己成長によって、自分の経験や価値観に基づく「仕事」を果たしながら、社会と関わり合います。ですから、「自分の強みや経験を活かして社会に貢献したい」と考える人が、自分らしい働き方を見つけやすいと言えるでしょう。
自分の世界観を纏い発揮する「キャラクター像」と「独創性」
私たちが重ねてきた経験は、価値観やキャラクター像に影響を与えます。その結果として、「独自のファッションスタイル」や「独自の創作活動」「強みの発揮」などに繋がり、社会に印象を与えます。こうした「独創性」は、他者との違いを生み出す「個性」や「発想」であり、社会とのつながりを深めるための、かけがえのない資産です。
社会と交わる「自分」とは?(Step3 導入)
さて、これまでのステップで、自分だけの世界観を明確にすることができましたか?「心、体、感覚、頭脳、情熱」の5つの領域を統合させた自分の強みは、「精神力、実現力、共感力、自己表現力」の4つの力として成長し、自分だけの世界観を拡大させます。
自分の世界観を演出するための「自己表現力と自己肯定感」
私たちは、生まれ持った性質や考え方、好み、外見、そして行動の一つひとつで、自分という人間を表現しています。つまり、特別な才能やスキルがなくても、日常生活を送る中で、自然と自分らしさを表現しているのです。ですから、生きることそのものが、「自己表現」と言えるでしょう。