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「やりたいこと」は探さなくていい

「やりたいことがわからない」という悩みを持つ人の多くは、始める前から完璧さを求めていたり、無理に探そうとしているのかもしれません。

周囲の人が趣味などを楽しんでいると、「自分も何かしなければ」と焦りを感じてしまうこともあるでしょう。

もしかしたら、「楽しい」「やってみたい」という感覚を味わえないくらい、心身がお疲れなのかもしれません。

しかし、「やりたいことがわからない」という状況に、「なぜ?」という問いを立ててみるのも大切なのです。

「幼い頃、やりたいことを禁じられていたから」

「やりたいことを、周囲に否定されたから」

「やりたいことが、上手くできなかったから」

こうした理由が、あなたの内側から見つかるかもしれません。

「楽しんでやっていたこと」が、何らかの理由で手放すしかなかったのだとしたら、これから再チャレンジしてみてはどうでしょう?

自己理解を深めると、自分の興味関心の傾向がつかめますし、行動パターンから趣味を選択することも可能になります。

「あえて何もしない期間」を設けることで、「暇」に振り切った反動から「やりたいこと」に意識が向くこともあります。

「やりたいこと」は、探し出すものではなく、あなたの日常に隠されている「好き」の欠片を繋ぎ合わせ、ゆっくりと形づくっていくものです。

日々の生活の中で心が動いた瞬間、たとえば、何気なく立ち寄った本屋で手に取った一冊の本、インターネットで見つけた心を惹かれる写真、友人との会話で盛り上がった特定の話題など、その「小さな心の動き」を丁寧に拾い集めてみてください。

それらの断片をノートに書き留めたり、スマートフォンで写真を撮ったりして、後から見返してみるのです。

そうすることで、自分の興味の「共通点」や「傾向」がぼんやりと見えてくるはずです。

まずは、自分の心に「なぜ?」と問いかけ、そして「何に心が動いた?」と優しく尋ねてみましょう。

その小さな一歩が、新しい扉を開く鍵となるでしょう。

 

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