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自分の世界は「6本の綱引き」のバランスでできている【②価値交換編】

こんにちは、Mio.m(ミオドットエム)です。

「自分ばかりが損をしている気がする」
「人から何かを受け取ると、落ち着かない気持ちになる」

そう感じたことはありませんか?

私たちは、思考や感情によって、6つの事柄に関する「綱引き」をしています。

その中でも、「価値交換」の綱引きの軍配に不平等さや違和感があると、不満や罪悪感、劣等感などが湧き上がることもあるんです。

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価値交換の綱引き


「価値交換の綱引き」とは、「自分の才能(または持ち物)を使って他人に与えること」と「他人の才能(または持ち物)から受け取ること」の引き合いです。

この綱引きを自分自身でコントロールし、「いい塩梅」を見出すことが、自分らしく生きる秘訣なんですね。

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自分の価値を理解する

「価値交換」の前提として、私たちは、自分の価値を理解しておくことが必要です。

得意なことや、持っているもの(自分という存在そのものや、道具など)は、あなたの「価値」(豊かさ)そのもの。

それらを、どのようなかたちで他者に差し出せるのか、また、何を受け取れれば十分だと感じるのか、あらゆる場面(家族・友人・仕事など)を想定してみることは大切です。

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価値交換と「ギバー」と「テイカー」

あなたの周りに、こんな人はいませんか?

いつも周りのために尽くし、何かを与え続ける「ギバー(与え手)」。

いつも他者から何かを求めるばかりで、見返りを与えない「テイカー(奪い手)」。

私たちは、無意識のうちにどちらかの役割を演じていることがあります。

ギバーは、「与える」ことに意識が傾いています。与え続けることで自己肯定感を得る一方で、いつしか「私ばかりが損をしている…」という不満や、「与えなければならない」というプレッシャーに苦しむことがあります。

一方、テイカーは、「受け取る」ことに意識が傾きすぎています。他者から奪い続けることで一時的に満たされても、やがて人からの信頼を失い、孤独に陥ることがあります。

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「返報性の原理」と「価値交換のいい塩梅」

ここで重要になるのが、「返報性の原理」です。

人には、何かを受け取るとお返しをしたくなるという、ごく自然な心の動きがあります。ギバーは、この返報性が崩れることにストレスを抱え、テイカーはその原理を都合よく利用しようとします。

価値交換の綱引きの「いい塩梅」は、ギバーとテイカーのどちらかになることではありません。「与えること」と「受け取ること」のバランスを取り、「心地よい返報性」を感じられる状態であることです。

それは、「与えなければならない」という義務感や「こちらはこんなに与えているのに」という押し付けではなく、「あなたに何かしてあげたい」「見返りは求めない」という、ポジティブな気持ちで引き合う状態なんです。

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私たちは複数の「綱引き」を同時に行う

価値交換の際、私たちの内側では、前回お伝えした「関係性の綱引き」も起きています。なぜなら、関係性のある「他者」の存在があってこそ、価値交換が成立するからです。

しかし、まったくの見ず知らずの人が集うSNSの世界では、価値交換が難しいものです。

リアクションやフォローの意図が分からない状態では、一方通行な価値観の押し付けや、過剰な期待が起こりやすいと言えます。

例えば、私が誰かをフォローしたとして、相手からの反応を期待したとしても、私の発する文章から「自分の好みではない」と判断されるのは当然のことです。

関係性が成立していない状態では、「他者」側の綱を引く(相手次第)と割り切ることが大切でしょう。


さて、今回は「6本の綱引き」のうちの「価値交換の綱引き」についてお伝えしました。

あなたの「価値交換の綱引き」は、今どちらに傾いていますか?あなたは、何を差し出し、何を受け取りたいですか?

あなたの心が「心地よい」と感じるのは、どれくらい与え、どれくらい受け取っている時でしょうか。ぜひ、探求してみてくださいね。

次回は、「情報と知識の綱引き」についてお伝えします。

では、また次回👋
Mio.m(ミオドットエム)

 

自分の世界は「6本の綱引き」のバランスでできている【①関係性の綱引き編】
私たちは、思考や感情によって、6つの事柄に関する「綱引き」をしています。その中でも、「関係性」の綱引きの軍配が、外部の「物理的・精神的」な刺激に影響されることで、違和感や不快を感じてしまうんです。

 

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