こんにちは、Mio.m(ミオドットエム)です。
「趣味はひとりで楽しむもの」
「他人の評価が気になって作品を見せられない」
「集団行動は苦手」
そんなことはありませんか?
私たちは、思考や感情によって、6つの事柄に関する「綱引き」をしています。
その中でも「社会性の綱引き」では、自分だけの喜びを育みながら、他者と分かち合っていくことが重要なポイントです。
社会性の綱引き
「社会性の綱引き」とは、自分ひとりで楽しむ「個人活動」と、他者貢献を含む「集団活動」の引き合いです。
この綱引きを自分自身でコントロールし、「いい塩梅」を見出すことが、自分らしく生きる秘訣なんですね。
「個人活動」側の綱:自分だけの世界で創造性を育む
誰にでもひとつくらいは、得意なことや趣味などがあるでしょう。それらは、自分を満足させるための、創造性溢れる活動です。
あなたも、誰にも見られないように、自分だけの秘密基地でこっそり楽しんでいるかもしれませんね。
でも、自分の好きなこと(大切なもの)を表現することは、素晴らしい創造性の発散でもあります。
そして、その裏側には、誰もが抱く「認められたい」「褒められたい」という気持ちが隠れていることもあるでしょう。
時にはその思いが強すぎて、自分だけの世界に閉じこもってしまったり、逆に自信過剰になって「俺様」になってしまうこともあります。
しかし、これらの気持ち(欲求)を受け入れつつ、純粋に楽しむことが大切なんですね。
「集団活動」側の綱:みんなで理想を形にする
一方、グループ活動は、個人的な活動を持ち寄り、みんなで協力しながら、より良いものを創り上げていく場です。
吹奏楽やバンド活動、イベントの開催など、ひとりでは成立しない表現活動が、これにあたります。
こうした集団での活動では、互いに影響し合いながら誰もが成長を促される場所だからこそ、目的によっては、「仲良しこよし」が成り立たないこともあります。
その中で「自分にできることは何か」を考えすぎて自信を失ったり、仲間との価値観のズレに直面することもあるでしょう。
お互いの個性を尊重しながら、集団の中での「公平性」を意識した行動が大切になるんですね。
ひとりで気楽に楽しむ場ではないこともあるため、苦手意識を持ってしまうのは、当然のことかもしれません。
喜びの「独り占め」から「分かち合い」へ
「社会性の綱引き」は、単なる「個」と「集団」の引き合いではありません。
それは、喜びを「独り占め」するか、他者と「分かち合う」かという、心の引き合いでもあるんです。
例えば、「このスイーツのレシピは、誰にも教えたくない」と思うことがあるとしましょう。これは、個人で楽しんでいる域です。
しかし、スイーツを振る舞ったり、作り方を教えるという行為は、「分かち合い」になります。
「誰と、どれくらい喜びを分かち合いたいか」という本音も大切でしょう。
ここで思い出してほしいのが「価値交換の綱引き」です。

これは「個人間でのやりとり」がテーマですが、「社会性の綱引き」では、あなたの創造性や個性を「集団」に差し出すという視点で、社会性の「いい塩梅」を探っていくことになります。
さて、今回は「6本の綱引き」のうちの「社会性の綱引き」についてお伝えしました。
「社会性の綱引き」は、「個人の喜び」を「みんなの喜び」へと変えるプロセスでもあります。
今、あなたの「社会性の綱」は、どちらに傾いていますか?また、その「いい塩梅」を見つけるために、あなたらしい創造性をどのように分かち合っていますか?
ぜひ、探求してみてくださいね。
次回は、いよいよ最後の「自己管理の綱引き」についてお伝えします。
では、また次回👋
Mio.m(ミオドットエム)


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