占星術で自己探求をしていると、時折、記憶の奥に眠る幼い日の自分が顔を出します。
バースチャートは、そんな「懐かしい感覚」を言葉という光で照らし出す、魔法の地図のようです。
今回は、私の記憶と星々が語る私の物語が、どこまで重なり合うのかを探求してみようと思います。
「わたし」という名の、唯一無二のキャラクター
私たちは皆、生まれた瞬間から、自分という物語の主人公です。
- どんな遊びに心を躍らせていたのか
- 何に夢中になって時間を忘れていたのか
- 未来にどんな夢を見ていたのか
これらの記憶の断片は、「わたし」というキャラクターを形作る大切なヒントです。バースチャートを手に取ると、星々が驚くほど鮮明に「わたし」を語り始めてくれます。
私のバースチャートで強く輝くのは、アセンダント水瓶座のチャートルーラー天王星。「枠を超える」「革命」「友情」「自由」…これらの言葉は、まさに私という人間の輪郭をなぞっているようです。
名前の響きがジェンダーニュートラルなのも、幼い頃にピアノではなくエレクトーンを選んだのも、引っ越してきたばかりの同年代の子に積極的に話しかけたのも、星の導きだったのかもしれません。
水瓶座は風のエレメントなので、知的で客観的、そしてどこかユニークな雰囲気を持っていると言われています。自分ではそんな自覚はないのですが、常識にとらわれず、新しい視点や自由な発想を持ち込むことはあります。
星々やハウスを一つ一つ読み解きながら記憶の海に潜っていくと、「NHKの工作番組に夢中だったな」「男の子向けのアニメも好きだったな」「自分なりのアレンジが好きだったな」といった、忘れかけていた思い出が蘇ってきます。
星が教えてくれる私の本質は、「やんちゃなクリエイター」という言葉がぴったりです。
「わたし」を視覚化する、魔法の時間
幼い頃の写真や好きなものをコラージュしたり、自分だけのキャラクターデザインを考えてみたり。そんな「視覚化」のプロセスは、自分という物語をより深く理解するための魔法の時間です。
ファッションやヘアスタイルで「わたし」を表現するのも素敵ですよね。実際、私はヘアアレンジが好きで、学生時代は勉強そっちのけで鏡に向かっていました(笑)。
占星術で1ハウスが示すのは、その人の印象や雰囲気。
私の場合は水瓶座なので、アシンメトリーや異素材を組み合わせた個性的なデザインに惹かれます。
地球で繰り広げる壮大なRPG
人生は、まるで壮大なロールプレイングゲーム(RPG)のよう。この地球を舞台に、私が主人公の物語を今まさに繰り広げているのです。
未来は、自分の行動と経験によって無限に変化していきます。
ダンジョン攻略の鍵は、自分というキャラクターを深く理解し、その強みを最大限に活かすこと。
だからこそ私は、自己探求をしながら人生を旅し、自由にクリエイトしています。
※ここに書いたのは、あくまで星のささやきから感じ取った物語です。星が私たちに直接影響を与えるというよりも、星の言葉を通して自分自身と深く向き合うこと。それが、私にとって何よりも大切なことです。
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