ステップ1では、「心、体、感覚、頭脳、情熱」の5つの領域を統合することで、自分の強みや魅力を理解できたのではないでしょうか。
これからお伝えするステップ2では、自分らしさに磨きをかけ、自分だけの世界観を確立する上で重要な「4つの力」を育んでいきます。言い換えれば、「自分が自然に使っている能力」と向き合い、成長することです。
精神力: 主に「心」と「頭脳」の領域に関係し、困難な状況でも目標を達成しようとする力です。向上心や探究心、スピリチュアリティや倫理観などが、これにあたります。
実現力: 主に「頭脳」と「体」の領域に関係し、成果を獲得するために考え、行動することで経験値を積み上げます。計画性や継続力、練習などが、これにあたります。
共感力: 主に「心」と「感覚」の領域に関係し、他者を理解するための力です。思いやりや優しさなどの感受性が、これにあたります。
自己表現力: 主に「感覚」と「体」の領域に関係し、自分の考えや気持ちを言葉や行動で表現する力です。アートやクリエイティブな作業、ものづくりなどが、これにあたります。
これらの力の高まりが、自分だけの世界観を確立させ、のちに自分らしく社会とつながるための基礎力となります。そして、継続的に成長させることで、私たちの個性を変化させていきます。
イメージが掴みやすいように、あえて領域を分けて表現していますが、それぞれの力は単独で働くのではなく、相互に影響し合います。
例えば、高い精神力を持つ人は、困難な状況でも目標に向かって突き進める一方で、共感力の発揮により、周囲の人々と協力し合い、より大きな成果を上げることができるはずです。
あなただけの世界観を確立し、社会性を育むための探求が、ここから始まるでしょう。
以降、それぞれの力について、より詳しく説明し、どのように社会と結びつくのかについても、ステップ3でお伝えしますね。
コメント