40代になって気付いた ”自分探し” の本当の意味

Mio.mです。

 

人それぞれに、『自分探し』の目的やタイミングは違うものだと思います。

私自身は特に、社会人になってから上手くいかないと感じることが多く、輝いて見える他人と比較しては ”なりたい自分” を一生懸命探し求めていました。

ですが、40代になって気付いたのは、自分の内側を探ることこそが自分探しだということです。

 

過去の私は『本来ならこうやって生きている自分がどこかにいるはずだ』という幻想を抱いていました。

どちらかというと物質主義的な考えも強く、世間で言う豊かさの形にこだわり、『自分の才能で、たくさん稼いでいるキラキラした自分』というものを探し求めていました。

(これに関しては、占星術で自分の星を読み解いて納得しています。性質なんですよね…(笑)。)

ですから、転職を重ねたり、資格を取得したりと、外付けの何かで自分を補強することしか頭にありませんでした。

今思えば ”なりたい自分ではない今の自分” を責めながら生きていたのだと思います。

 

 

私は、40歳を目前に手術を受けることを余儀なくされ、数カ月間休職し、今後の人生について考える機会を与えられました。

そして、たまたま占星術を学び始めたことで、自分らしく生きるための大切なヒントを手にしたのです。

ずっと自分の外側に意識を向けてきた私にとって、自分自身の内なる感覚に意識を向けることが重要であることは、想像もつきませんでした。

私はずっと、周囲に自分の存在価値を認められることで、安心しようとしていました。

だからこそ、世間一般の社会人としての在り方に自分を当てはめようとして、自分の本音とのギャップに押しつぶされそうになっていたのだと思います。

これは、社会人としてだけではなく、女性として、妻として、母として、嫁として、様々な枠の中で起きていた問題でもありました。

私の場合は、占星術を通して自分の人生を生きるための学びを得ることができ、良い変化がありました。

人それぞれですから、自分がこれだと感じられるものならば、どんなものを参考にしてもいいのだと思います。

付け加えるならば、考えるだけではなく ”感じること” が重要なのだと感じています。

 

 

 

『自分のことは、自分が一番わかっている。』と、誰もが口をそろえて言うでしょう。

私自身も、そのつもりで生きてきました。

ですが、どれくらい自分の気持ちに正直なのかと問われれば、答えは『No』でした。

私の場合、ほんの些細な『本当はこうしたいけど…。』の積み重ねが、ストレスの原因になっていました。

手術や体調不良などのネガティブなサインは、私にそのことを警告していたのかもしれません。

自分の本音に蓋をして、どんなに世間の理想の形に自分を合わせようとしても、意味はありませんでした。

自分の内なる声に耳を傾け、現実化するために生きることが、私にとっての本当の幸せなのだと思います。

 

 

自分自身のプラスな面は受け入れられても、マイナスの面を受け入れることは、難しく感じるかもしれません。

子供の頃からマイナスの面を指摘されてきたことは、たくさんあるでしょう。

私自身も、子供時代の苦い思い出がたくさんあります。

成長の過程でしみついてしまった周囲の大人の価値観や判断基準は、それが正しいのだと思い込んでしまいがちです。

そのため、なかなか手放すことができませんし、そこから外れることに不安を感じる場合もあります。

ですが、本来私たちは、プラスとマイナスのどちらの面も持ち合わせているものです。

解釈を変えれば、マイナスな面もプラスに変えられます。

世間の常識がどうであれ、自分のすべてを受け入れ活かすことで、私たちは自分らしく生きることができるのだと思います。

 

 

私の自分探しに、終わりはありません。

内なる声(感覚や本音)は、あらゆる物事を通して私に語りかけてくるからです。

自分の内側を理解し、今の感覚を大切にしながら生きることは、何歳であっても素晴らしいものだと感じています。

一人旅をしてみても自分探しの効果がない場合は、自分の内側を感じてみるのがオススメです。

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