スピリチュアル的アートだと謳うこと

HansによるPixabayからの画像

Mio.mです。

私は、星読みとの出会いで、一度は挫折したデジタルアートを、再び描き始めました。

初期の頃は、惑星をイメージしたものや、個人のホロスコープと融合させた光の花(たましいのはな)を描いていました。

自分の作品をSNSで発信する時には、アートスタイルが分かりやすいように、スピリチュアルなキーワードをハッシュタグとしてつけています。

ですが、自分自身のアートに、何かしらの効果(ご利益的なもの)を保証するものではありません。

個人的に、描くことによって自分の内側が整うのも、見ることによって癒やされるのも、アートの力だと思います。

そして、アートを感じる人の心と感覚次第で、何らかの効果があるのかもしれないとも感じています。

そう捉えると、スピリチュアル的な効果を謳って、作品の価値を生み出す必要はないとも思うのです。

例えば、特別なヒーリング能力を習得している人が描いた作品ではなくても、表現そのもの(この話の場合はアート)は、描き手のエネルギーが込められています。

ですから、どんなジャンルのアートも、本来は『エネルギーアート』だと思います。

見る人や手に取る人が、そのアートをどう感じるのかが大切なのではないでしょうか。

 

 

引き寄せの法則で有名な “the Secret” という本には、『感謝の石』というものが登場します。

実は、偶然拾った小石にそう名付け、それを見るたびに感謝するというものです。

感謝の石のおかげで、知人の子供の病が快復するという現実を引き寄せるのですが、何でもない普通の石に意味づけをし、感謝するのは、本人がそれを行うことが良いと信じているからですよね。

“信じる者は救われる”

ではありませんが、自分が何かしらの効果を期待して購入するならば、ネーミングよりもフィーリングで選択する方が良いのかもしれません。

この他にも、自分が癒やされるのならば『ヒーリング〇〇』として、金運が上がる気がするのなら、『金運〇〇』として意味づけすることができると思います。

とにかく、自分の気分が上がる(ポジティブなエネルギーを感じる)時点で、何でも自分専用のスピリチュアル的なアイテムや場所になるのではないでしょうか。

 

 

私はアートを描いている時、不思議と瞑想のような静けさを内側から感じています。

ですから、私にとって自分の作品は、ヒーリングアートだと言えますが、見る人がどう感じるかは自由なのです。

スピリチュアル色の強い時代だからこその “あるあるネタ” だと思うのですが、頭の中にふと浮かぶイメージを描くだけで、

『それってチャネリング(見えないエネルギーなどに繋がる)だよね!?』

と言われることもあるのですが、そうなると、漫画家やミュージシャンだって、立派なチャネラーです。

直感やひらめきは誰もが経験するのですから、人類皆チャネラーだと思えばいいのかもしれませんね。

 

 

話をまとめると、アート作品にご利益があるかどうかは、描き手が決めるものというよりも、見る人がそう感じるのかどうかだと思います。

作者の思いやエネルギーが込められているからこそ、作品は可視化された物質として存在しています。

スピリチュアルな価値観が表立っていることもあり、作者がそれっぽく謳い、販売することもあるかと思います。

ですが、何かしらのスピリチュアル効果(癒やしや願掛け的なもの)を求めるならば、謳い文句につられるよりも、自分が本当に気に入ったものに意味を持たせ、信じること自体に価値があるのかもしれません。

心から気に入ったものなら、自分にとってのパワーアイテムになるのだと思いませんか?

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