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星と使命と生まれた意味

自分がこの世に生まれた意味や使命について考える理由は、人間の本質的な欲求、社会的・心理的な要因、哲学的な探求など、多岐にわたります。

「何かを成し遂げられる自分でありたい」「自分の存在を肯定したい(してほしい)」「特別な役割があるはずだ」

そんな願いからバースチャートを探求していた私ですが、実は自己肯定感や自己信頼感の低さがそう思わせていたのだと気付きました。

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使命より自己肯定と自己信頼がまず先

そもそも、自分のやっていることに胸を張れているなら、生きる意味や使命が何かなんて悩んだりしないと思います。

私の場合は、使命より何よりも、なぜ自信が持てないのか、その理由を掘り下げることが重要でした。

周囲の反応によって自己肯定感が上がったり下がったりするのは、現代人に多く見られるパターンかもしれません。

周囲からのポジティブな反応は一時的に自己肯定感を高めてくれますが、自分自身を肯定・信頼することができない限り、いつまでたっても誰かの承認や評価を得ることばかりに意識が向いてしまいます。

でも、使命が見つかれば自己肯定感と自己信頼感がアップするのではなく、自分を信頼するからこそ使命を果たせるのだと思います。

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使命はやるべきことの延長線上にある

占星術では、太陽(目的意識)やMC(目的地)から使命を読み解くのがシンプルな方法ですが、それを知ったからと言って、本人にやる気が起きなければ意味はありません。

それはホロスコープを読まない人にとっても同じで、自分の目的意識を明確にして人生を創造することが重要になります。

使命はその延長線上にあって、自分がやるべきことをやっている時に使命だと自覚できるのかもしれません。

今なら「自分のこともままならないのに使命を知りたいだなんて」と自分に突っ込めるのですが、過去の私ときたら「なるべく課題は簡単なものでお願いします!」と思っていたくらいなので、器がなっていないわけです(笑)。

何事も、内なる情熱がなければ、義務的にやらされるか消極的に行動することになります。それに、たとえ情熱に従って行動したとしても、必ずしも上手くいくとは限りません。

だからこそ、占星術では土星(課題)と向き合う必要があると教えてくれているのだと思います。

課題を乗り越える勇気もなしに、使命なんて果たせませんよね。

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ジオセントリックとヘリオセントリックのバランスを取る

ヘリオセントリックな視点から「生まれた意味」を読み解いた場合でも、実感を伴っていないなら、ジオセントリックの太陽サイン的な執着を手放す必要があるかもしれません。

太陽が牡牛座で地球が蠍座なら、自分の愛するもので満たされた世界に閉じこもるのではなく、他者との共有によって自分の世界をリニューアルさせるということです。

牡牛座の「安定」と、蠍座の「変化」のエネルギーをバランス良く発していくことが、結果、使命や生まれた意味につながるのだと思います。

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「今ここ(地球にしかない概念)」を生きる

「今この瞬間に、心底やりたいことをする」という在り方を「使命(命の使い方)」だと捉えれば、そこまで深く悩む必要なんてないのかもしれません。私はこの考え方を採用しています。

それに、あらゆる視点でチャートを分析しても、占星術の概念に当てはめている以上はその枠を飛び出すことができません。

それは決して、占星術で探求する必要がないという訳ではなく、集めた知識を使い、自分の直感や感覚に基づいて解釈・決断することが大切だということです。

たとえ「宇宙の意図」なんてものがなくても、独自の解釈を繰り広げることは、人生を自由に創造することだと言えます。

そして、無自覚でも自身の在り方や経験を通じて周囲に与えるものがあるなら、それも自分の使命だと言えるのかもしれません。

それでも使命や生きる意味を見出せないと嘆くなら、自分で与えればいいのだと思います。

 

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