不快感や心のモヤモヤは、本来の自分からズレているサインです。
その内なるサインに気付いた時、私たちは不快感や心のモヤモヤの存在を受け入れ、自分にとっての心地よさを明確にするチャンスを得ています。
5つの領域を調和させる
「体」「心」「頭脳」「感覚」「情熱 / 行動力」この5つの領域は、自分らしさを構成する重要な要素です。
当ブログでは、それを前提に発信しています。
- 健康を害している
- 心的ストレスを感じている
- 思考に囚われてしまう
- 不快感や不満を感じる
- 無理に行動している
これらの状態は、本来の自分らしさからズレていることを示します。内なる調和を取り戻すためには、そのズレを受け入れた上で、自分自身の在り方を決める必要があります。
その在り方とは、自分の心と感覚に従い、物事を選択すること。自分軸で、自分の世界観を創り上げることです。
自分の心と感覚に従えない原因と向き合い、軌道修正するタイミングが、不快感や心のモヤモヤを自覚した時です。
心と感覚は本来の自分に忠実なセンサー
人それぞれに、性格や感覚は違います。
例えば、人見知りしやすい性格の人にとって、人が入れ代わり立ち代わりする環境では、ストレスを感じやすいでしょう。心を許せる相手と、共感や仲間意識でつながる関係性の方が安心するはずです。
また、好奇心旺盛な性格の人にとっては、同じ場所に留まることや、決まりきった物事を繰り返すよりも、興味の赴くまま自由に行動する方がしっくりくるでしょう。
自分の性格に基づく心地よさや五感的な心地よさ、自分にとっての好みや楽しさからズレてしまうと、不快感や違和感が生じます。
そして、この不快感や違和感を思考で処理する時、私たちは、周囲の価値観に囚われることが多々あります。
周囲の価値観を優先することで、自分の本音とのズレが生じるからこそ、内なるバランスが崩れ、心がモヤモヤするのです。
シンプルに「モヤモヤ≒自分らしくない状態にある」と捉えると、わかりやすいかもしれません。
このように、心と感覚は、本来の自分に忠実なセンサーなのです。
本来の自分らしさを認識する
では、本来の自分らしさを認識するにはどうすればいいのでしょうか。
それは、自分と向き合い、5つの領域のありのまま(自然体でいられる状態)を言語化することです。
「体」「心」「頭脳」「感覚」「情熱 / 行動力」が一致する在り方を「自分らしさ」と定義し、それに沿って生きることに意識を向け、物事を選択する。
これが、本来の自分からズレていると気付いた時に必要なアクションです。
サインはチャンス
自分が望まないことを知るために、不快感や心のモヤモヤが発動しています。
それは、本来の自分に戻れるチャンスとも言えるでしょう。
自己理解を深めるための探究は、私たちが心地よく生きるために必要な人生の学びです。
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